看護師国家試験のために合格するためには、まず勉強を始める前にしっかりと合格基準を把握しておくことが大切です。
勉強がいくらできても、どこを目標にすべきかは合格基準が中心となります。
今回は、看護師国家試験における合格基準についてと、近年の合格ラインの水位についてご紹介したいと思います。
看護師国家試験の合格基準はこれ!何点取れば良い?
絶対基準とは?必修問題8割をクリア!
看護師国家試験は絶対基準と相対基準という2つの基準をクリアすることで合格=資格がもらえる。ということになります。
絶対基準というのは「必修問題」のことです。
8割以上の点数を取らないと合格できないという基準だから「絶対基準」と呼びます。
これが侮れないから注意だよね!
相対基準!7割点数が取れれば安全圏か?
さらにそのほかの問題については、毎年全体の点数を相対的に比較して合格点が決まります。
これは正解率(得点率)に置き換えると近年は大体60%〜70%の間で落ち着くことが多いです。
つまり、一般や状況設定はこの点数以上を目指すことになるので、250点満点とすると150〜170点以上を狙っていくことになります。
合格率は実は90%。合格ラインの推移はほとんど変わらない。
先ほどの合格基準は、まず目指すべき絶対的な目標であることはそうなのですが、ここで焦らずに看護師国家試験の合格率に注目してみましょう。
合格率に関してはここ10年で88%〜91%に落ち着いております。
つまり相対基準の問題に関しては、下から10%の足切りにかからないように目指していくということになります。
これを人数に置き換えると10人に1人の計算になります。
こういうように人に置き換え、9割くらいの人が受かる試験。
と考えるときちんと勉強しておけば落ちにくい試験と言えます。
合格するための勉強方法について。
最後に合格基準のまとめとそれに向けた勉強方法についてご紹介します。
勉強、試験をうけるに当たって大切なのが「必修8割」「一般7割後半」の点数をとることが目標となります。
過去問を何も見ずに解き、まずこの2つの基準をパスすることが目標の一つになります。
問題一つだけを解けても看護師国家試験は意味がありません。
すべての問題を解いた時に、どれだけの点数が取れるのかが大切なのです。
ということで、今回は看護師国家試験の合格基準、合格率についてでした。
看護師国家試験に向け、しっかりと把握しておきましょう!